OS3.5.0以降
どんな時に使える?
大量のデバイスを施設に設置する際に、こちらの機能をご活用頂けます。このような作業をする際には、以下のようなフローが見込まれます。
- 施設の内部構造のマップを入手
- obnizデバイスが届く
- マップにデバイス設置場所を表すIDのようなものを記入
- IDに対応するラベルをデバイスに貼る
- それぞれのデバイスのネットワーク設定を行う
- 設定を行ったデバイスをマップと共に施設に送る
- 実際にデバイスを設置する人はマップのIDとデバイスのラベルを見比べながら設置作業を行う
特に、事前に行うラベリング及びネットワークの設定が骨の折れる作業かと思われます。そのような負担を軽減するのがこの「施設管理」機能です。
これで施設に送る前にデバイスを受け取る必要がありません。事前設定はデバイスがなくても、コンソール上で全て完結します。実際に設定がデバイスに適用されるのは、現地でAndroidアプリを操作する時になります。操作の際、対象の設定を選んでデバイスにAndroid端末をかざすような形になります。
どうやって使う?
施設管理・オペレーションの利用にはクラウド上で機能利用のための契約が必要です。詳しくはお問い合わせください。
利用開始後の大まかな流れは以下の通りです。詳細は後述します。
- 開発者コンソールを開く
- 画面左側サイドメニューから「施設管理」をクリックし、施設一覧ページを開く
- 施設を作成
- 「オペレーション一覧」をクリックし、オペレーションページを開き、ステップ4で作成した施設に紐づくオペレーションを作成
- オペレーションを作成するとURLが発行される
- デバイスを設置する建物にいる作業担当者にURLを伝える
- URLをクリックするとAndroidアプリが開く
- Androidアプリにはステップ5で作成したオペレーションの内容が表示され、作業担当者はその内容にしたがってAndroid端末をかざしながらデバイスを設置する
「施設機能」には重要な2つのキーワードがあります。「施設」と「オペレーション」です。それぞれ詳しく見てみましょう。