施設管理・オペレーション

OS3.5.0以降

どんな時に使える?

大量のデバイスを施設に設置する際に、こちらの機能をご活用頂けます。このような作業をする際には、以下のようなフローが見込まれます。

  1. 施設の内部構造のマップを入手
  2. obnizデバイスが届く
  3. マップにデバイス設置場所を表すIDのようなものを記入
  4. IDに対応するラベルをデバイスに貼る
  5. それぞれのデバイスのネットワーク設定を行う
  6. 設定を行ったデバイスをマップと共に施設に送る
  7. 実際にデバイスを設置する人はマップのIDとデバイスのラベルを見比べながら設置作業を行う

特に、事前に行うラベリング及びネットワークの設定が骨の折れる作業かと思われます。そのような負担を軽減するのがこの「施設管理」機能です。

これで施設に送る前にデバイスを受け取る必要がありません。事前設定はデバイスがなくても、コンソール上で全て完結します。実際に設定がデバイスに適用されるのは、現地でAndroidアプリを操作する時になります。操作の際、対象の設定を選んでデバイスにAndroid端末をかざすような形になります。

どうやって使う?

施設管理・オペレーションの利用にはクラウド上で機能利用のための契約が必要です。詳しくはお問い合わせください。

利用開始後の大まかな流れは以下の通りです。詳細は後述します。

  1. 開発者コンソールを開く
  2. 画面左側サイドメニューから「施設管理」をクリックし、施設一覧ページを開く
  3. 施設を作成
  4. 「オペレーション一覧」をクリックし、オペレーションページを開き、ステップ4で作成した施設に紐づくオペレーションを作成
  5. オペレーションを作成するとURLが発行される
  6. デバイスを設置する建物にいる作業担当者にURLを伝える
  7. URLをクリックするとAndroidアプリが開く
  8. Androidアプリにはステップ5で作成したオペレーションの内容が表示され、作業担当者はその内容にしたがってAndroid端末をかざしながらデバイスを設置する

「施設機能」には重要な2つのキーワードがあります。「施設」と「オペレーション」です。それぞれ詳しく見てみましょう。

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