obniz-cliはobnizOSのマイコンへの書き込みなどを行う出荷ツールです。OSの書き込みだけでなく以下の方法で設定が可能です。
OS書き込み時にUSB経由でWi-Fi設定なども同時に書き込む
config機能を利用することで、OSを書き込みデバイス設定を行ったあとに設定用JSONをデバイスに書き込みネットワークなどの設定も一気通貫で行うことができます。
大量のデバイスを量産する場合、間違いないwifi設定の書き込みを行いたい場合になどに利用できます。
obniz-cli os:flash-create -p /dev/tty.USBSERIAL --config ./wifi-config.json
動作しているPCのWi-Fiを利用し、周辺にあるobnizデバイスの出すWi-Fiに接続し設定する
大量のデバイスに同じ設定を書き込む場合に利用します。以下利用シーンです。
- 学校で生徒に配るobniz Boardに同じWi-Fi設定を書き込みたい
- 病院に納品するゲートウェイに同じWi-Fi設定とAPN設定を書き込みたい
obniz-cliのSetting via wifiという機能を利用すれば設定用JSONを用意するだけで、近くのobnizが出すWi-Fiを見つけては接続して設定するという動きを自動で繰り返すことができるので、周辺に未設定のobnizデバイスを置いて順次電源を入れていくだけで設定を書き込んでいくことが可能です。
obniz-cli os:config-via-wifi --config ./wifi-config.json