obnizWriter
obnizWriter はobnizOS書き込み専用のソフトで主に以下のことが可能です。
- obnizOSの書き込み
- クラウドにサインインしてデバイスの生成
- obnizIDを指定してのDeviceKeyの書き込み
obnizWriterで、デバイスの生成からWiFi設定までを一括で設定することができます。
動作環境・インストール
現在ベータ版として提供しています。
予期せぬ不具合等が含まれている可能性があります。
上記リンクより実行ファイルをダウンロードし、実行してください。
USBドライバについて
プロセッサにプログラムを転送するためにマシンにUSBドライバが必要な場合があります(DevKitCやM5Stackは必要なことが多いです)、その場合はhttps://www.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers このドライバがESP32の開発ボードで利用されている場合が多いので、必要に応じてインストールしてください。(可能性として高いと言うだけです。正確なものはメーカーのドライバ情報をご確認ください)
サインイン
まずはobnizクラウドにサインインする必要があります。
「Sign-in to obniz Cloud」のボタンを押すとブラウザが立ち上がり認証画面となります。obniz-cliへの認証を行っていただくとサインインが完了し、ログイン後のメニューが表示されます。
Windowsにて、ブラウザ上でサインインが完了してもログイン後のメニューが表示されないという現象が確認されています。
その場合はアプリを一度終了し、アプリアイコンを右クリック→「管理者として実行」でアプリを管理者権限で立ち上げてお試しください。
書き込みの流れ
- 設定画面でどういう設定で書き込むかを登録する
- Writeボタンで書き込みを開始する
- 同じ設定で複数台書き込む場合は、そのまま書き込む
- 設定を変更する場合は、1に戻って設定を行う
設定画面
設定には大きく分けると2種類あります。
Write obnizOS
obnizOSを書き込むための設定です。
Write Config
wifi情報やオペレーションの設定など、obnizの設定情報を書き込むための設定です。
両方の書き込みを行うか、どちらか片方のみをおこなうかを選択することができます。
Write obnizOS
Choose Hardware
ハードウェアに合った専用obnizOSをインストールすることでディスプレイなどが起動時から利用できるようになります。hardwareは以下から選択可能です- 。
Device | OS | hardware |
---|---|---|
M5Stack Basic | obnizOS for M5Stack Basic | m5stack_basic |
M5StickC | obnizOS for M5StickC | m5stickc |
ESP32, ESP32-PICO, ESP32-WROOM32, DevKitC | obnizOS for ESP32 | esp32w |
Choose OS ver.
obnizOSのバージョンを指定します。
obnizIdの設定
デバイスの生成後、デバイスに対してDeviceKeyの設定を行うことができます。
Create New Device
開発者コンソール上で新規でデバイスを作り、そのDevicekeyを書き込みます。
支払い情報が登録されているなど、開発者コンソール上で新規デバイスが作れる状態になっている必要があります。
Link to QR codeにチェックを入れると、書き込み時にQRコードリーダーを使って、シリアルコードを登録することができます。
Write a pre-generated device
すでに開発者コンソールで生成済みのデバイスのDevicekeyを書き込みます。
obnizIDを指定する必要があります。
Write obnizOS only
Devicekeyを書き込まず、obnizOSのみを書き込みます
Write Config
Using Operation
オペレーション名と指示IDを指定して、オペレーションの情報を設定します。
指示IDに"next"と指定すると、未完了のオペレーションを探し出して設定されます。
連続で書き込む場合はnextを指定すると、オペレーションを順番に書き込むことが可能です。
Set individually
Wi-Fiなどネットワーク設定や、descriptionの設定を個別に行います。
descriptionは開発者コンソールに保存され、デバイス一覧やデバイス詳細画面で見ることができます。
Wi-Fiなどネットワーク設定はJsonファイルで行います。JSONフォーマットはこちらを参照ください。
消去方法
右上のEraseボタンを押すことで、デバイス内のプログラムを削除することができます。
ログアウト
右上のユーザーアイコンをクリックすると出るメニューより、ログアウトが可能です。