TCPではデバイスから指定したIPアドレスやドメインに対してTCPでのデータの送受信が可能です。デバイスが存在している同一ネットワーク内のデバイスとの通信ができ、ルーターの設定画面の表示やネットワーク監視カメラの映像取得などに利用できます。
接続
TCPは1本以上が利用でき、空いているものをobniz.getFreeTcp()で取得できます。存在しない場合はthrowされます。
connectWait()によりポート番号とIPまたはドメイン名を指定し接続を行います。失敗した場合はエラーがthrowされます。
// JavaScript Example
var tcp = obniz.getFreeTcp();
tcp.connectWait(80,"google.com");
また、切断にはend()を利用します。
// JavaScript Example
var tcp = obniz.getFreeTcp();
tcp.connectWait(80,"google.com");
await obniz.wait(1000);
tcp.end();
読み書き
書き込みにはwriteを利用し、データの読み取りはonreceiveに関数を指定します。何らかのエラーが発生した際にはonerrorに指定した関数が呼ばれます。
// JavaScript Example
var tcp = obniz.getFreeTcp();
tcp.onerror = state => {
console.log(state);
};
tcp.onreceive = data => {
console.log(data);
};
tcp.connectWait(80,"google.com");
tcp.write('hello');