BLEとはBluetooth Low Energyの略で、Bluetoothの一種です。
こんな特徴を持っています
- 比較的省電力な無線。
- ペアリングなしの接続モードがある。
- GATTというプロファイルが基本で、データベースのように相手を扱う。
- 1つの親に対して複数の子を接続できる。
- スマートフォンなどでかなり普及していて、多くのスマートフォンから利用できる。
デバイスが対応している場合obnizからBLEの操作が可能です。
これを利用することで同じようにBLEを利用する照明とかスマートウォッチにつないで値を取り出したり、逆にスマホから繋がれるなんてことが可能です。
セントラルとペリフェラル
BLEでは1対多の通信となっていて、親が1存在します。その親をセントラル、子をペリフェラルと呼びます。
obnizではどちらかとしてのみ動作が可能です。また、一度設定したあとに切り替えて動作させることは可能です。電波の強さや同時接続数などはデバイスやobnizOSのバージョンによって異なります。
初期化
BLEの利用を開始するにはble.initWait()を呼びBLEを初期化する必要があります。一度のみ呼ぶことで開始されます。デバイスによってはBLEを利用していない場合に比べてBLEを動かし始めることで消費電力が上がります。
// Javascript Example
obniz.ble.initWait();